郵送法
郵送法とは、調査相手あてに調査票を郵送し、調査相手が質問への回答を自分で記入し、調査主体あてに郵便で返送される方法である。
郵送法と配付回収法とは、留め置きで自記式である点が類似している。しかし、調査票の配付と回収を郵便でするか、調査員がするかの点が違う。
- 調査票を調査相手に郵送する。この中に協力依頼状と返信用封筒を同封する。返信用封筒には、切手を貼っておき、普通より速達にした方が回収率が高い。
- 調査相手は、調査票の質問に従って、回答を記入する。
- 調査相手は、記入ずみ調査票を返信用封筒に入れて返送する。
- 調査票が返送されしだい、協力への感謝状とともに、謝礼品を調査相手に送付する(謝礼品は、調査票に同封して、最初から調査相手に渡すこともある)。
- 期限になっても返送されない調査相手には、再度依頼状を添えて調査票を送る。それでも返送しない調査相手に、さらに、もう一度催促をする。
- 調査票の回収状況の分布をみていて、返送が止まった頃を見きわめて、集計にとりかかる。