我が尊敬する人

科学者としてだけでなく人間として


The ideas which have lighted my way, and time after time have given me new courage to face life cheerfully, have been Kindness, Beauty, and Truth.
----- Albert Einstein(1879-1955) -----

どんな時にも私の歩んだきた道を導き、折節の厳しい現実にも明るい気持ちで立ち向かえて来れた心がけは何か。第一に人を理解する優しさ、第二に真に美しきもの、第三に真理を求める心、この三つである。 (アインスタイン


私の感想:理解すること・理解されること

人は弱さのゆえに「理解される」ことをまず願う。だがそれはだれでもが願うことである。そのようなことを願って何の徳があろうか。真に理解されたいと思うならまず理解しなければならない。ふつう「理解するto understand」ことは「理解されるto be understood」ことより難しい。だからこそ、「理解するto understand」ことは「理解されるto be understood」ことよりよいし、すばらしいのである。ことに、困難や苦境のなかでは人は自己中心的になり、理解する心のゆとりを失う。これからは何も生じない。心の優しさとは、自ら困難の中にあるときにこそ他人を理解することに他ならない。

われわれ今の日本の考えるときにも、思い当たる節がある。われわれほど人々から理解されてないと感じる国民はないだろう。そのことを気に病んでいる国民はないだろう。しかし、自分から人を理解しようと努めない人は人からも共感を受けることはむずかしい。くりかえそう。真に理解されたいと思うならまず理解しなければならない。このことに我々国民も政治家も気付き考えて見る必要がある。アインスタインの味わい深い重要な処世訓はそれである。