基礎統計 2002

講義題目 わかりやすい統計学入門


担当者

松原 望(新領域) nmatsubara@k.u-tokyo.ac.jp

内容

統計学は一年生の間に履修しておくのがよい。データのまとめ方(代表値、相関と回帰)、確率の入門基礎、検定と推定、分散分析などをカバーする。講義は「やさしく」「面白く」「役に立つ」の 3 モットーに基づいて行う。高校で統計学を学んでいることが望ましい。学んでいない場合は副読本(下記)で学んでおくこと。(2) は常識レベル、(1) は基本精神および実践の重要性述べる。原則として、理科の一年対象。余裕あれば、文科、あるいは 2 年も可。

テキスト

東京大学教養学部統計学教室(編)『統計学入門』 東京大学出版会

副読本

(1) 佐伯胖・松原望『実践としての統計学』東京大学出版会
(2) 松原望『わかりやすい統計学』丸善


[1] 講義時限・場所 A:水6(1323)、B1:木1(1323)

  1. A, B どちらの講義も同一教官、同一内容、同一進度、同一試験、同一評価。ただし同一進度は原則で、休日・休講・学期末の調整あり。
  2. 番号は別であるから、どちらを履修してもよい。試験日は A, B 同一であり、かつ他科目と重複しない試験日が設定されます。
  3. レポート(数回)は原則的には履修している A あるいは B の一方で提出。

[2] メイリングリストに加入することが望ましい(強制ではない)。その加入についてはホームページを見て下さい(準備中)。レポート出題、休講、Q&A、過去問、進んだ内容、他のHPなどお伝えします。

[3] ワープロ、表計算などこの際学んで下さい。この講義のメリットです。

[4] 試験は、テキスト、副読本、自筆ノート、電卓持ち込み可です。1 時間半、かなりキツイ出題内容ですが、勉強していればやさしい。

[5] テキスト『統計学入門』(東大出版会)のほか、『わかりやすい統計学』(丸善)を副読本として指定。わかりやすいので、サッと読む。『実践としての統計学』(東大出版会)も以上をマスター後実践のため知っておくべき事項をまとめたもの。松原担当章(第1章)は復習にもよい。

[6] 内容豊富でレベルは大学並みに(?)高くテキストを読んでおく。ただしテキストだけでは不十分。エッセンス板書は講義出席のメリット大

[7] レポート提出の形式・条件(厳守!)=> × は「不提出」とみなす。

以下のごとく「プレゼンテーション」も評価基準とします。

[7] ホームページ:「基礎統計ワークショップ」
  HP 「永久総合サイト」 http://www.qmss.ne.jp/portal/
     「基礎統計」   http://www.qmss.ne.jp/e-stat/
    「データバンク」  http://www.qmss.ne.jp/databank/