2003年度 計量社会科学
第5回レポート
微分方程式で社会現象をあらわす

6/30 出題 7/14 提出

7/6 2番の ii) 訂正
7/3 3番 訂正


1 次の一変数の微分方程式を解き、かつグラフを書きなさい。なお、グラフは t<0 を部分的には含むこと。
  i) 指数減衰: dx/dt = 0.3x, x(0)=2
  ii) 指数減衰: dx/dt = −0.2x, x(0)=5 (十分に減衰する t まで表示のこと)
  iii) ロジスティック成長:  dx/dt = 0.3x−0.1x2, x(0)=1

2 次の差分方程式を解いて、最初の 10 項を求め,かつ n → ∞ の場合の値の様子を調べるため、グラフにあらわしなさい。なお、数値は小数でよい。
  i) 6an+2 + 5an+1an = 0, a0 = 2, a1 = −5/6
  ii) 2an+2an+1an, a0 = 2, a1 = 1/2 
  iii) 9an+2 + 6an+1+4an = 0, a0 = 2, a1 = (−1+√3) / 3  (やや難)

3 次の 2 階常微分方程式は収束する安定解をもつことを示し、その解を非負の t に対しグラフにあらわしなさい。
  d2x / dt2dx / dtx = 0, x(0) = 1, dx(0) / dt = - 1/2
    [ヒント]テキストpp. 176−177

4 フランス・ドイツに対するリチャードソン・システムの一般解を求めなさい。なお、解を求める場合の固有ベクトルは第 1 成分を 1 とする表示を用いることとし、有効数字は 3 桁とする。また指数関数は exp(…) という記号を用いてもよい。

―御苦労様。ここまでできれば文系でも学力は十分―


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