『実践としての統計学』

編集  佐伯胖・松原望
発行  東京大学出版会

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参照登録番号:ISBN 4-13-042070-4

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まえがき『実践としての統計学』

序 実践としての統計学
  0.1 「よくわからない」統計学
  0.2 心理学における統計学の濫用
  0.3 統計の「意味」とは

第1章 必要とされるときの統計学 ―― 理論の「わかりやすさ」
  1.1 統計学の問い方
  1.2 統計分析の要所・要点
  1.3 基本的な統計量の見方・読み方
  1.4 統計学の歴史
  1.5 フィッシャー対ネイマン論争と今日の統計分析
  1.6 ケース・スタディ――バッテリーの寿命実験
  参考文献・引用文献
  練習問題
   1章付表1 正規分布表
   1章付表2 χ 分布表
   1章付表3 t 分布表
   1章付表4 F 分布表

第2章 データを読む ―― 相関分析、主成分分析、因子分析の意味をさぐる
  2.1 データとは何だろうか
  2.2 相関関係を探る――データが自ずから語るもの
  2.3 相関データを「説明」する――主成分分析の考え方
  2.4 相関データの背後の構造をさぐる――因子分析の考え方
  引用文献
  練習問題

第3章 因果関係を推定する ―― 無作為配分と統計的検定
  3.1 実験の「王道」
  3.2 方向オンチ実験――個人差の問題
  3.3 無作為配分
  3.4 組織的配分と無作為配分
  3.5 統計的検定と無作為配分
  3.6 無作為抽出と無作為配分
  3.7 無作為配分の限界
  引用文献
  練習問題

第4章 仮説の統計的評価とベイズ統計学
  4.1 帰無仮説の検定の問題点
  4.2 問題の対策
  4.3 ベイズ的アプローチ
  4.4 仮説の評価とリンドレーのパラドックス
  4.5 ベイズ統計学の実践
  4.6 ベイズ的アプローチは有効か
  引用文献
  練習問題

第5章 統計の実践的意味を考える ―― 計量分析のエスノメソッド
  5.1 統計解析の「意味」
  5.2 統計学と計量分析
  5.3 計量社会学のエスノメソッド
  引用文献
  練習問題

簡易用語解説
練習問題の解答
索引