公表可の意思表示をした感想を掲載。氏名も本人の許可による。試験回答時によせられたもの。
「ゲーム理論」。東大入試の過去問で、かつて拝見したことがあったが、大学の授業なんてつまらないと思っていた私には、久々に「おもしろい」と思えた。これは、本心であり、おせじではない。（ここでおせじを書いても無為であるし。）卒論にしたいと思える位、久々に、おもしろい(知的に)内容でした。つまり、経済学のように、明快ではなく、重層的で、複雑なところが,ゲーム理論のおもしろさであり、社会のあらゆるケースに対応できる由だと思った。
[文科Ⅱ類 1年 杉江 公彦]
まず、途中でシャープペンのしんがなくなったため、ペン書きとなったことをお詫びします。さて、先日、レオンチェフ氏が亡くなったという報道に接し、ちょうどその辺りをやっていた頃だったので一種の感慨を覚えました。 この講義は、レポートなどで負担もありましたがそれだけに充実したものでした。やはり、これぐらいの人数で、フィードバックしながら行う講義の方がよいと思いました。 また、レポート返却の要望に応じて下さり有難うございました。
[文科Ⅰ類 1年 濱里 要]
「文系から理系を/理系から文系を」というキャッチフレーズどおりの充実した内容であったと思う。社会の動きを影で数学の原理が調節し、一見式の羅列に過ぎないものにも社会学的意義が織り込まれている姿を、垣間見ることができた。ホームページも何度か閲覧したが、比較的まとまっていたと思う。インターネット上に統計情報はそれこそ溢れており、情報検索が逆に困難となっている現状において、この
HP
が検索エンジン的な役割を果たすことを期待したい。ただ、授業の進度は少々速い気がした。削ることは確かに出来なさそうであるが、？か改善されればなおよい講義になるのではないか。
[理科Ⅱ類 1年 五十嵐 中]
数学が社会科学の中でどのようにして利用されているのかが少しわかった気がする。それほど難しくはない数学でも社会を分析する一つの有効な手段となりうることに驚いた。
[理科Ⅲ類 1年 甲斐 浩道]
ホームページがとても参考になった。講義については、おもしろそうなところが残ってしまったのが残念です。講義で触れた所はよく理解できたので、もう少し急いでも大丈夫だったかと思います。
[理科Ⅰ類 1年]
広範な内容で、経済,金融への関心が深まったのは有意義だったとおもいます。ただ、水曜、土曜の補講は（熱意は大いに感じられましたが）、バイトで出席できない自分には酷でした。暇な人間ばかりでないということをお忘れなく。 また、「レオンチェフの逆行列」はもう少し詳しい説明が欲しいところでした。
[文科Ⅰ類 1年]
進度は早かったが、今までつちかってきた理系としての知識が社会科学の方面にこれだけ役立てられるということが、非常に興味深かった。
[理科Ⅰ類 1年]
社会科学という広い分野を一通り、しかも余り内容が浅くなり過ぎないように教えて下さろうとする先生の姿勢には非常に共感を覚えました。レポートなどの課題の負担は決して軽くはありませんでしたが、全てをやり終えた今では大変な充実感を感じています。数学というものがいかに実社会で応用されているのかを知ったことは、今後数学を学んでいく上でも大きなプラスになると思います。有難うございました。
[理科Ⅱ類 1年]
レポート6回は大変だったが、レポートを書くためには教科書を何度も読みこんだり、図書館で調べたりせねばならないため、大変勉強になった。〔２〕の問題において、教科書では効用関数U（ｘ）をlogｘにすることにより、確実同値額は223万円となっていたが、U(x)を ｘにすることにより、〔２〕の答のようになった。効用関数が異なれば、確実同値額も大幅に異なるという事実が大変興味深かった。第５～第６章で、数学を用いて現実と似た状況を解くというのが面白かった。レポート返却ありがとうございました。
[理科Ⅰ類 1年 柳田 健之]
文系には、数式を解く部分はかなりハードでした。
[文科Ⅰ類 1年]
教科書・講義とも難しくて、理解できるところがあまりなかった。特に5章の社会システムのところ。ただ、ゲームの理論は理解できて、非常に興味深くおもしろかった。
[文科Ⅱ類 1年]
全体的には満足の行く学問・講義だった。とくに５章が面白かったが、不満を挙げると
・ もっと授業で具体的に数値を挙げ、問題をといてほしかった。
・
レポートの課題で、問題文があいまいで求めるものが分らないことがあった。
[文科Ⅱ類 1年]
囚人のジレンマなどをやっていた頃は、面白かったのですが、どうも、数式は苦手で、私にとっては難しいです。しかし授業はおもしろかったです。
[文科Ⅱ類 1年]
教養の国際関係（主に環境、人口、難民）に興味があり、文転しようと思っているのですが、理系の知識として、計量社会科学や線形代数、統計学のほかにどんなものをもっていれば、どんな分野で貢献できるのでしょうか。またどの分野に行っても、実際に現地活動をしたいのですが、理論と行動は今はまだ分れているのですか？ だとしたら、残念です。 あと、教科書p212の双対問題の説明が分りません。自分で何度読み直しても、イメージが湧きません。何で生産要素の価値をｙ１、ｙ２、ｙ３としたときに U=40y1＋30y２＋64y3 を最小化するのでしょう。Uの意味は？
とても面白い内容でしたが、もう一段階、じっくりとやりたかったです。これと同じような、少し発展させたような授業があると良いと思います。ただ、練習問題の解答があると助かるのですが。
[理科Ⅰ類 1年 林 徹郎]
この講義は様々な分野にわたるものであり、その分野の基礎を学べるものであった。この講義を受けてみて、この講義に関わった様々な分野を学びたいと思った。そうい意味でこの講義はいろいろなことを学ぶ良いきっかけであると思う。
[理科Ⅰ類 1年 野田 貴治]
講義は速度が途中から急に早くなり、ペース配分はこれで良いのだろうかと思いました。ホームページは重いです。そのためにあまり参照することができませんでした。
[理科Ⅰ類]
いろいろなことがらを数学を使って考えることによって、予測をたてられるというところが面白かったが、後半は数学が高度になっていって大変だった。文系にはつらいのでは？ あと、ホームページが少し重い。
[理科Ⅰ類]
・
計量社会科学の教科書は色々な事をやり過ぎていて、それぞれについて、数学的な説明が十分でない。もっと話題をしぼるべきである。
・ ホームページは見られないことが多かった。
・
授業は延長し過ぎ。２限が体育だったのでつらかった。時間を過ぎると学生の集中力が一気に低下するということを忘れないでほしい。
・ 内容は全体として面白かった。（効用関数・ゲーム理論など） [理科Ⅰ類
1年 林 立平]
文系の僕にとって行列も少し厳しかったのに、連立微分方程式あたりはかなり絶句状態だった。もう少しスピードが遅ければと思うが…。あとレポートのちゃんとした答えがあれば良かったし、問題数をもう少しこなしたかった。参考文献もどう探したらいいか困り何か参考書が欲しかった。つらかったけど面白かったです。
[文科Ⅰ類 1年 佐宗 邦威]
講義においてOHPなどを用いることはいいと思うが、それを用いて教科書のコピーを映していくのはちょっと…、という気はする。表とかグラフをアップにして映したり、別の資料からの引用などの際にはいいとは思うのだけれども。ホームページはそういう特性が十分に生かされていて、写真とかも十分に利用されていてよかった。その分だけ重くなってしまっている、ということもあるのだが。あと、直接には関係無いかもしれないが、統計のホームページも是非もっと詳しくしてほしい。
私はこの授業をとり、本当に役に立ったなと思います。先生の基礎統計もそうでしたが、途中過程が本当に大変な分、理解できるようになったと思います。レポート6回は大変でしたが、今はいい思い出です。またこの授業のおかげで、これまであまり深く考えていなかった国際情勢や、経済をゲーム理論などで自分なりに考え、そしておもしろいと感じるようになりました。どうも2学期間有難うございました。
P.s.あの、ホームページなかなかアクセスできないのですが…。 [理科Ⅱ類
1年 白井 温子]
レポート点が（内容）：（きれいさ）＝１：１の評価は疑問を感じざるを得ない。レポートはやはり、ワープロ書きは禁止が一般的であったので手書きにした。
[理科Ⅱ類 1年]
講義は比較的分りやすかったが、テキストとレポートは難しく感じた。レポート提出後なるべく早くにレポート問題の解答・解説を配布してもらえると復習がやり易いので良いと思う。
[理科Ⅱ類 1年]
夏学期取っていて結局受けなかったので、冬学期にまた取った。内容的に、理系向きの面が多いのでやりやｷかった。今回は人数が少なかったのでレポートを6回やったけど、さすがにきつかった。でも自分で勉強できてよかったし、点数も上がるからよかったと思う。
[理科Ⅰ類 1年 新熊 康助]
