7 月 2 日出題、7 月 23 日締切 at 教務課
※ 7/16 補講に補足解説を行います。7/16(第 4 回提出日)も提出は受け付けます。
1 (連立微分方程式、固有値、安定性;本問前章関連)
連立微分方程式
dx/dt =−4x+5y
dy/dt =−3x+2y
の解を求めなさい。またその安定性につき論じなさい。
[ ヒント] 固有値問題となり(p.181, 2)、それが複素数ならば それを(2.43)と同様に変形すると、安定条件(p.182-3)となる。
2 (線形計画法)
i) 次の線形計画法を解きなさい。
ii) 各制約のシャドウ価格を求めなさい。
iii) その双対問題を解きなさい。
制約条件
2x+3y≦12
3x+ y≦11
x≧0,y≧0
のもとで
Z=8x+5y
を最大化せよ。
[ ヒント] 意味は p.210,解は図 6.1,シャドウ価格、双対問題は p.212。
3* (2 の一般化。制約付き最適化)
ラグランジュの未定乗数法により関数
f (x, y) = x2y
を、制約条件
x2 + y2 = 1
のもとで最大化しなさい。(文科はoptional)
[ ヒント ] p.215 に方法がある。添字 x, y は偏微分。(1.17),(1.18) を基にして展開しなさい。G (x, y) = x2 + y2 - 1
4 (産業連関)
二財の生産量 x, y について(c1, c2
は最終需要)
0.75x− 0.4y =c1
-0.14x+0.88y =c2
が成立するとき、テキスト p.217
の以下の命題を証明しなさい:
この経済では、家計からのどのような量の最終需要(c1, c2)に対しても対応する(2 生産物の)適切な生産量(x, y)が必ず 1 組存在する。
[ヒント] c1, c2 >0 ; x>0, y>0 に注意、グラフで解く。
5 計量社会科学特別講義について報告して下さい。
i) 授業としては、講義でしたが、「講演」を聴いたとの想定で、書いて下さい。
ii) 含むべき事項: 講演内容の要約(2, 3
割)、特に関心を引いた部分(5 割)
批評(賛否、批判、補論など)
【例】
環境省の位置づけと権力・権限、課の数、外務省の地位、政策過程の流れなど。
iii) 字数の制限はありません。
iv) 締め切りは出題から 3 週間.。
v)
レポートとしては、別個表紙を下記のように付けて下さい。
計量社会科学特別講演
「地球温暖化対策と循環型社会の形成」
田村泰一氏(文部科学省)
聴講報告・批評
評者
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