第5章

ベルタランフィー.jpg (2747 バイト)   ベルタランフィー (Ludwig von Bertalanffy), 1901-1972

今世紀オーストリアの生物学者。生物体の機能を研究しながら人間社会に対しても応用しうる「一般システム論」を着想、現代のシステム的考えの基を築いた一人。

Malthus.jpg (4804 バイト) HETLink.gif (1780 バイト) マルサス (Thomas Robert Malthus), 1766-1834

イギリスの経済学者。『人口の原理』で知られるが、その宿命論的思考はニュートン力学の影響があったといわれ、彼の経済学の主張に論議も多かった。

Richardson.jpg (5020 バイト)   リチャードソン (Lewis F. Richardson), 1881-1953

イギリスの数理物理学者、気象学者。きわめて着想豊かで、その軍備モデルは社会科学の数理の道を拓いた。

    ロトカ (Alfred J. Lotka), 1880-1949

アメリカの数理生物学者。このほかに集団遺伝学、物質循環などの研究がある。下記ヴォルテラと同一の結果に達する。

  ヴォルテラ (Vito Volterra), 1860-1940

イタリアの数学者。解析学に業績多く、名前を冠した積分方程式もある。同一の結果であったが、ロトカとは独立して研究。

Prigogine.jpg (4780 バイト)   プリコジン (Ilya Prigogine), 1914-

ベルギーの物理化学者。非平衡熱力学、散逸系の研究でノーベル化学賞受賞。ブリュッセル学派といわれる学者集団を作る。『複雑性の探求』などあり。