1-10a　クロス表からカイ 2 乗統計量を計算する

エクセルに関数はないが下記のプログラムで計算可能

データファイル

　Excel 5.0/95 〜

表計算実行用数値例（青字部分にデータを入れれば自動計算） New !

　２×２, ３×２, ３×３クロス表の計算

※　お使いのブラウザやソフトウェア等の環境によっては、リンクを直接クリックしてブラウザ内でファイルを表示すると正常に計算ができないことがあります。そのような場合は一旦ハードディスクに保存してからお使いください。

解説

　度数の「クロス表」を統計学では正式には「分割表」という。
　「独立性」は行（あるいは列）ごとに分布が異ならないこと、つまり行と列の 2 要因が関連していないことをいう。（=>　2 つの実際例（土壌、ガン）で学ぶ）

• クロス表（分割表）の度数データ (f) から、行、列合計を計算。
• それをもとに、独立性を仮定した度数 (F) を計算。
• 2 通りの度数の差 f-F、さらにカイ 2 乗値を計算。
• カイ 2 乗値の有意確率を調べ（CHIDIST）、それが小さい確率なら度数の差は有意（したがって独立でない）。あるいは、同じことだが、あらかじめ設定した有意水準 5 ％（など）に対応するカイ 2 乗の値を求めておく（CHIINV）のもよい。
• 以上の考え方は最もよく知られ応用される統計的方法であり、どの統計学のテキストにも出ている。

=>　『統計学入門』では第 12 章、
　　　『わかりやすい統計学』では第 13 章。

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