履歴・研究歴
松原 望(まつばら のぞむ)
Nozomu Matsubara
本籍・現住所: 東京都
杉並区
我が尊敬する人
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- 1942.7
- 東京市蒲田区(現:東京都
大田区)に古書籍商
松原醇三の長男として生まれる。
父奈良県橿原、母新潟県長岡の出身。
母の転地療養に随い神奈川県鎌倉郡片瀬町
(現:藤沢市片瀬)に移り、生後約 2 年を過ごす。
- 1944.5
- 東京(都)に戻る。神田猿楽町を経て、杉並区に落着く。
爾後 60 年近く生活の主たる本拠とす。
- 1945.4.13/14
- 東京大空襲により神田猿楽町の父本拠を焼失。
父方郷里奈良県(現)田原本市(斑鳩の里)に短期間疎開
同 8 月敗戦。
- 1949
- 区立小学校に入学。
- 1955
- 区立中学校に入学。
- 1958
- 都立西高等学校に入学。
- 1962
- 東京大学教養学部理科一類に入学。
林周二先生の統計学講義に強い感銘をうける。
- 1964
- 同 教養学部基礎科学科(新設)進学。
当初統計物理学、後に確率論を専攻。
- 1966
- 同 卒業。
文部省統計数理研究所第一研究部第一研究室研究員。
数理統計学、確率過程論、不変測度論を研究。
- 1968.8
- 在職のまま、アメリカ・スタンフォード大学大学院
統計学博士課程に留学。Herman Chernoff
に師事。
- 1972
- 統計学博士号(Doctor of Philosophy)取得。
博士論文名:Test Procedures for General Lehmann Alternatives
統計数理研究所第一研究部第三研究室に復帰。
ベイズ意思決定理論(統計的決定理論)を研究。
- 1977
- 筑波大学社会工学系助教授。
意思決定理論、多変量解析、社会工学を研究・教育。
- 1985
- エール大学政治学部フルブライト客員研究員。
国際政治学における権力概念の数理モデルを研究。
論文名:Conflicts and Limits of Power
- 1986
- 東京大学教養学部社会科学科教授(統計学教室)。
上記ほか、教養学科第三(相関社会科学)、大学院総合文化
研究科相関社会科学専攻において、統計学、意思決定理論、
社会科学方法論を中心に研究・教育。いくつかのゼミも担当。
- 1996
- 東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授(統計部会)。
(東京大学の組織変更による)
- 1999
- 東京大学大学院新領域創成科学研究科教授
(環境学専攻国際環境協力コース担当)
ただし、前項を併任。
- 2004.3
- 東京大学を定年で退職
- 2004.4
-
上智大学外国語学部(国際関係論副専攻)教授
従来の研究方針・領域を継続するが、全球時代の学問的観点を強調。
- 2008.4
- 聖学院大学大学院政治政策学研究科教授
同上。加えて、建学の精神 Serve God and His People を確認、今後の人生の教訓とす。