現代社会理解のための実例
行が囚人 I 、列が囚人 II の選択で、それぞれ I 、 II が求刑される刑期
自白しない 自白する 自白しない (1年, 1年) (10年, 3ヶ月) 自白する (3ヶ月, 10年) (8年, 8年)
C(協力) D(裏切) C協力 (R, R) (S, T) D裏切 (T, S) (P, P)
S : 裏切られて泣く、あるいはじっとこらえて忍耐つまり聖人
P : 2人そろって破滅
R : 互いに約束して協力。しかし、・・・・・・。
T : しめしめ・・・・
S < P < R < T, 2 R > S + T
CD あるいは DC において、D をとるプレーヤーをフリー・ライダー Free Rider (ただ乗り)という。
はじめて紹介 : タッカーあるいフラッド
本格的紹介 : スタンフォード大学心理学部
D. Luce and H.Raiffa, Games and Decisions, John Wiley and Sons, Inc., 1957.
図示 : 2次元の図で表現
スーパー・ゲーム(繰り返しゲーム)による「協力」の確立 => ここ
アクセルロッドの TIT-FOR-TAT 戦略 => 制作中
最近は、『協力の可能性』という本もある。
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『ゲームとしての社会戦略:計量社会科学で何がわかるか』第2章